1歳から始まったイヤイヤ期|2歳で困っている場面とわが家の対応

自分でやりたい気持ちを表す2歳の女の子と見る両親 子育ての悩み

「何でもイヤ」「全部自分でやりたい」。わが家の長女は1歳頃からイヤイヤ期が始まり、2歳になった現在も継続中です。

食事、着替え、お風呂、外出、寝かしつけまで、生活のあらゆる場面で泣いたり、床へ寝転んだりすることがあります。上の子には目立ったイヤイヤ期がなかったため、きょうだいでもこれほど違うのかと驚きました。

この記事では、2児を育てているわが家の実体験をもとに、実際に困っている場面、効果を感じた声かけ、逆効果になりやすかった対応、夫婦での分担について紹介します。

先に結論

  • わが家のイヤイヤ期は1歳頃から始まり、2歳の現在も継続中
  • 「自分でやりたい」気持ちが強く、先回りして手伝うと逆効果になることが多い
  • 「ダメ!」と禁止するより、理由を説明して次の楽しみを提案すると納得することがある
  • 外出先では安全を最優先し、落ち着くまで待つか夫婦で交代する
  • 上の子にイヤイヤ期がなくても、下の子も同じとは限らなかった

わが家のイヤイヤ期は1歳頃から始まった

長女のイヤイヤ期は1歳頃から始まりました。現在2歳ですが、まだ落ち着いたとは感じていません。

こども家庭庁の子育て支援員研修教材では、自我の芽生えは1歳前後から見られ、2歳前後は「イヤイヤ期」とされます。また、個人差に配慮しながら「自分でやってみたい」という気持ちを受け止め、必要な援助をする姿勢が大切だと説明されています。

厚生労働省の保育所保育指針でも、1歳以上3歳未満は食事や着替えなどを自分で行うようになる時期であり、自分でしようとする気持ちを尊重して温かく見守ることが示されています。

そう理解していても、時間に追われる毎日の中で一つひとつ対応するのは簡単ではありません。「成長の一過程」と「親が大変であること」は両立するのだと感じています。

実際に困っているイヤイヤ場面

食事中は基本全部自分でやりたい

お菓子の袋を開ける、お茶を注ぐ、ヨーグルトのふたをはがすなど、食事に関することは何でも自分でやりたがります。大人が先に開けてしまうと、それだけでイヤイヤ発動です。

食事中に注意されるとスプーンやフォークを投げます。気持ちは受け止めながらも「投げるのは危ない」と伝え、落ち着くまで話をするよう心掛けてます。

着替えも手伝われたくない

最近ではズボンやおむつは自分ではきたいという気持ちが強く、急いでいるからと手伝うと最初からやり直そうとすることがあります。時間に余裕がある日は見守り、難しい部分だけ「ここだけお手伝いしてもいい?」と聞くようにしています。

お風呂に入りたくない・テレビを見続けたい

お風呂への切り替えや、テレビを終える場面も大きな壁です。「今はだめ」と止めるだけでは泣くことが多いため、終わる理由と次の予定を伝えるようにしています。

例えば保育園へ行く前なら、「もうすぐ保育園に行く時間だから、今はテレビを見られないけど、保育園を頑張って、帰ってから一緒に見よう」と説明します。毎回うまくいくわけではありませんが、理由と次の楽しみが分かると納得してくれることがあります。

寝るときはママがいい・パパは嫌

寝かしつけでは「ママと寝たい」「パパは嫌」ということが多々あります。親としてはつらく感じる言葉ですが、その日の疲れや甘えたい気持ちが表れているのかもしれないと考え、夫婦で交代しながら対応しています。

外出先で歩かない・地面へ寝転ぶ

外出先では、欲しいものがある、歩きたくない、抱っこしてほしいなどの理由で泣き、仰向けやうつ伏せで地面へ寝転ぶことがあります。言葉で訴えるより先に泣くことが多く、泣きまねのように見えることもあります。

道路や駐車場など危険な場所では、納得を待つより先に安全な場所へ移動します。安全を確保した後、落ち着くまで少し待ち、「歩く?抱っこにする?」と選べる形で声をかけます。

おもちゃは全部自分のもの

家のおもちゃをすべて自分のものだと思っているようで、兄が使うと怒ることがあります。その結果、上の子ばかり注意される状況にならないよう、「今はお兄ちゃんの番」「終わったら交代しよう」と順番を伝えるようにしています。

わが家で効果を感じた4つの対応

1.禁止だけで終わらせず、理由と次の提案を伝える

最も効果を感じているのは、できない理由をできるだけ具体的に説明し、その後の楽しみを提案することです。

忙しいと「今はだめ」と言ってしまいがちですが、子どもに分かる短い言葉へ置き換えます。「あと1回見たら終わり」「帰ってきたら一緒に見よう」のように、見通しを持てる言い方にすると切り替えやすいことがあります。

2.安全にできることは本人へ任せる

お茶を注ぐ、ふたを開ける、ズボンをはくなどは、こぼれたり時間がかかったりしても、余裕があるときは本人へ任せます。最初から全部手伝うのではなく、必要なところだけ援助する方が落ち着くことが多いです。

熱いもの、刃物、道路など安全に関わる場面では、大人が止める線引きも必要です。「自分でやりたい気持ちを尊重すること」と「何でも自由にさせること」は別だと考えています。

3.二つの選択肢から選んでもらう

「お風呂に入る?」と聞くと「入らない」で終わるため、「このおもちゃを片付けてから入る?それとも先にお風呂へ行く?」など、どちらを選んでも次へ進める二択にします。

本人が選んだ感覚を持てるため、うまく切り替えられることがあります。ただし、疲れていると選択肢そのものを嫌がる日もあります。

4.パパとママで交代する

わが家では夫婦で対応を分担しています。一人で向き合い続けると、親も余裕を失って強い言い方になりがちです。対応が難しいときは一度交代し、気持ちを整えてから戻るようにしています。

逆効果になりやすかった対応

先回りして全部手伝う

大人が急いで手伝うと、本人は「自分でやりたかった」とさらに泣くことがあります。特に袋を開ける、ふたをはがす、着替えるといった本人が挑戦したい場面では逆効果になりやすいです。

時間がない日は、「今日はここだけママが手伝うね」と先に伝えるよう心掛けています。それでも泣くことはありますが、何も言わずに進めるより受け入れやすいように感じます。

「今はだめ」だけで終える

短い禁止だけでは、なぜできないのか、いつならできるのかが伝わりません。すぐに切り替えられないときは、「やりたかったね」と気持ちを言葉にしてから、理由と次の行動を伝えます。

怖がらせる声かけに頼りすぎる

「鬼さんが来るよ」など伝えると、怖がって言うことを聞いてくれるかもしれません。ただ、これは短期的に行動が止まるだけで、不安や怖さを強める可能性もあります。

日常的な方法にはせず、できるだけ説明や提案で伝える方針がベストだと感じます。

上の子にはイヤイヤ期がなかった

上の子には目立ったイヤイヤ期がなく、比較的穏やかに過ごしました。そのため、同じ家庭で育つきょうだいでも、自己主張の強さや表し方が大きく違うことを実感しています。

上の子は3歳になるまで自宅保育、下の子は母親の仕事復帰に伴い11ヶ月から保育園へ通い始めました。寂しさや甘えたい気持ちもあるのかもしれないと感じることはあります。

ただし、保育園へ通ったことがイヤイヤ期の原因だと判断できるものではありません。生活環境だけでなく、年齢、性格、その日の体調や眠気なども含め、子ども一人ひとりで表れ方が違うものとして受け止めています。

イヤイヤ期の対応で心掛けていること

  • 「自分でやりたい」という気持ちを最初から否定しない
  • 危険でなければ、時間がかかっても見守る
  • できない理由と、次にできることを具体的に伝える
  • 親が限界になる前に夫婦で交代する
  • 上の子へ我慢を集中させない
  • 毎回完璧に対応しようとしない

丁寧な声かけを心掛けていても、忙しい日は余裕がなくなります。うまく対応できなかった一場面だけで自分を責めず、次の機会にやり直せばよいと考えています。

よくある質問

イヤイヤ期は何歳から始まりましたか?

わが家の長女は1歳頃から始まり、2歳の現在も継続中です。始まる時期や強さには個人差があります。

一番効果があった対応は何ですか?

「だめ」と止めるだけでなく、理由と次の提案を伝えることです。テレビを終えるときも、「保育園から帰ったら一緒に見よう」と見通しを伝えると、納得してくれることがあります。

きょうだいでイヤイヤ期は同じでしたか?

まったく違いました。上の子には目立ったイヤイヤ期がなく、下の子は1歳頃から強い自己主張が続いています。きょうだいでも個人差が大きいと感じました。

まとめ|当時も今も、パパとママで頑張ろう

わが家のイヤイヤ期は1歳頃から始まり、2歳の現在も終わっていません。何でも自分でやりたい気持ちがあり、食事から着替え、外出、寝かしつけまで毎日さまざまな場面で試行錯誤しています。

  • 先回りして手伝うと逆効果になることがある
  • 理由と次の提案を伝えると納得する場合がある
  • 安全にできることは本人へ任せる
  • 外出先では安全確保を最優先する
  • 夫婦で交代し、一人で抱え込まない

まだ落ち着いたわけではないため、わが家も対応の途中です。当時の自分と今の自分へ伝えたいことは、「これからもパパとママで協力して頑張ろう」。完璧を目指しすぎず、子どもと一緒に少しずつ進んでいきたいと思います。

参考にした公的情報

※この記事はわが家の体験談であり、すべてのお子さんに同じ対応が合うとは限りません。成長や行動について心配がある場合は、専門機関へご相談ください。